文書保管料のコスト削減

(1) 文書保管料のコスト構造

文書保管料のコスト構造は、文書保存保管料、入庫料、出庫料、輸送料(集荷料、配達料)、閲覧料、空箱料、廃棄料(溶解処理料)で成り立っております。
現在では、管理ツールを通じて入出庫や廃棄の指示を出せるものが増えておりますが、管理ツール利用料を取るケースもあります。

(2) 文書保管の業界について

文書保管の市場規模は、1980年代から90年代にかけて、各種自然災害発生を契機として、徐々に拡大し、大手倉庫会社等の参入が相次ぎました。
2000年代以降は、個人情報保護・内部統制対応を契機として、また、企業のコスト削減意識から自社内に保管するのに比べ低コストであるという理由からも、さらに市場が拡大しております。
そのような中で、各社は他社との差別化のため、顧客の効率的な運用を求める声に応じるべく、保管すべき文書を選別したり、電子化したりする等の提案営業を強化している状況にあります。

(3) 文書保管料のコスト削減のポイント

文書保管料のコストは、各社価格があらかじめ提示されているものの、ボリュームディスカウントにより、値下げを引き出すことが可能です。コスト削減のポイントは、まずは、上記コスト構造のうち、どの部分に多くのコストが掛かっているのか、現状を的確に把握することです。多くの場合、保管料の比重が大きいと思われますが、比重の大きい部分を中心として引下げ交渉を行うことが大事です。
価格水準は、保管場所(倉庫の立地)により異なり、郊外であるほど安価となっておりますので、交渉の際には倉庫の立地、さらには他倉庫業者の集積具合等を考慮することも重要です。
弊社のコスト削減コンサルでは、文書保管料の削減交渉を多く実施し、適正価格まで引き下げてきた実績がございますので、御社における保管料単価の削減交渉を支援いたします。

(実績)文書保管料の弊社コスト削減実績

不動産業A社削減前 438千円→削減後 282千円(▲156千円、▲36%)
建設業B社削減前1,837千円→削減後1,410千円(▲427千円、▲23%)
サービス業C社削減前3,897千円→削減後3,525千円(▲372千円、▲10%)

削減項目一覧

IT

  • システム開発費削減
  • ハードウェア費削減
  • ソフトウェア・ライセンス費削減
  • ハードウェア保守費削減
  • ソフトウェア保守費削減
  • SE保守費削減
  • データセンター費削減
  • クラウドサービス費削減
  • ネットワーク回線費削減
  • 基幹システム保守費削減
  • 調剤システム利用料削減
  • 顧客データシステム利用削減
  • マーケティング情報システム利用料削減
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物流

  • 輸配送費削減
  • 調達物流費削減
  • 社内物流費削減
  • 販売物流費削減
  • 荷役費削減
  • 流通加工費削減
  • 在庫維持費削減
  • ドライアイス代削減
  • 保管費削減
  • 倉庫賃料削減
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エネルギー

  • 井水メンテナンス
  • 電気設備保守費削減
  • デマンド監視装置料削減

営業

  • TVラジオCM代削減
  • 雑誌広告費削減
  • 折込チラシ印刷費削減
  • リーフレット印刷費削減
  • DM印刷費削減
  • ラベル印刷費削減
  • リスティング広告費削減
  • アフィリエイト広告費削減
  • 収納代行手数料削減
  • 口座振替手数料削減
  • 衛生レンタル費削減
  • リネンサプライ費削減
  • 衛生消耗品費削減
  • ロール紙削減
  • 植物メンテナンス削減
  • 標準値札・リボン削減
  • 文具伝票包装費削減
  • 払出伝票類・包装紙類・用度品削減
  • 紙幣計算機器保守費削減
  • 硬貨包装機器保守費削減
  • 食器洗浄機レンタル保守費削減

商品・サービス

  • ダンボール代削減
  • 包装資材費削減
  • ラベルシール代削減
  • 緩衝材費削減
  • 弁理士手数料削減
  • 年金管理手数料削減
  • 海外代理人手数料削減
  •  
  •  
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FAQ

よくあるご質問

  • コストの無料診断を詳しく教えてください。
    コストの無料診断は、クライアント企業様と秘密保持契約を締結後、以下のいずれかの方法により分析し、削減見込額を報告させていただくものです。
    ①総勘定元帳から、各コストを項目別×発注先別×拠点別(店舗別)に分類のうえ全般的なコストについて分析
    ②削減を希望するコストの契約書・請求明細から、取引先×単価×数量を把握し、個別に削減見込額を分析
  • コンサルティング契約はどのような契約内容になるのですか?
    コンサルティング契約はクライアント企業様と当社との包括契約となります。契約内容には、フィー体系やコンサル内容の規定をしております。具体的な内容については契約書のドラフト及び別紙「コンサルティングの進め方」にてご説明させていただきます。
  • 業者や貸主との交渉など、クライアント側担当者の作業(事務)負担は?
    コスト分析から削減手法の策定及び各業者や貸主との交渉は当社主導で実施いたします。(クライアントのご担当者様には同席をお願いしております)交渉の進め方は交渉前にクライアント様にご報告させていただき、ご了解の上で交渉に着手いたします。
  • コンサルフィーの条件は?
    コンサルフィーは削減が実現できた場合のみ発生いたします。
    1年間のコスト削減額の中からフィーが発生しますので、未来永劫フィーが発生するものではありません。