インターネット回線費のコスト削減

(1) インターネット回線費のコスト構造

ある程度の企業規模になると専用線やVPN(仮想専用線)を導入されております。また、多店舗展開をされている企業様においては、各店舗に光回線(ADSL回線)を利用されております。VPN回線は、回線費+ルーターなどのレンタル代で構成され、店舗などの回線費は、回線費+プロバイダ料金+ルーターなどのレンタル代などで構成されております。

(2) インターネット回線費業界について

インターネット回線は、ISP(インターネットサービスプロバイダ)とよばれる会社、もしくはインターネット回線、データセンター、クラウドサービス、電話回線などを複合的に扱う企業(業者)を通じて契約いたしますが、その企業(業者)は大手から中小企業まで非常に多く存在いたします。

(3) インターネット回線費のコスト削減ポイント

昨今のVPN環境の回線費用、VPNルータレンタル費用の下落に伴い運用固定費の削減が可能となりました。一般的にはVPN回線などは5年契約、店舗などの回線は2年契約となっておりますが、その契約期間内においても回線費用、プロバイダ費用などは下落傾向にあり、契約時と現在の料金を正確に捉え、業者との交渉を行うことで、回線を切り替えることなくコスト削減を実現することが可能となります。

(事例)インターネット回線費契約の減額

メーカーA社削減前12,000千円→削減後3,000千円(▲9,000千円、▲75%)
小売業B社削減前3,000千円→削減後2,000千円(▲1,000千円、▲33%)
商社C社削減前1,200千円→削減後800千円(▲400千円、▲33%)

(2015/06追記)
弊社でも、コスト削減をクライアント様にご提案する際には、この「3C分析」のフレームワークを利用することがございます。

3C分析は、いわゆるmece(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)、つまり「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」、 要するに「重複なく・漏れなく」というフレームワークが既に確立しておりますので提案にあたっての提案を論理的に構成することが容易であるといえます。

削減項目一覧

IT

  • システム開発費削減
  • ハードウェア費削減
  • ソフトウェア・ライセンス費削減
  • ハードウェア保守費削減
  • ソフトウェア保守費削減
  • SE保守費削減
  • データセンター費削減
  • クラウドサービス費削減
  • ネットワーク回線費削減
  • 基幹システム保守費削減
  • 調剤システム利用料削減
  • 顧客データシステム利用削減
  • マーケティング情報システム利用料削減
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物流

  • 輸配送費削減
  • 調達物流費削減
  • 社内物流費削減
  • 販売物流費削減
  • 荷役費削減
  • 流通加工費削減
  • 在庫維持費削減
  • ドライアイス代削減
  • 保管費削減
  • 倉庫賃料削減
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エネルギー

  • 井水メンテナンス
  • 電気設備保守費削減
  • デマンド監視装置料削減

営業

  • TVラジオCM代削減
  • 雑誌広告費削減
  • 折込チラシ印刷費削減
  • リーフレット印刷費削減
  • DM印刷費削減
  • ラベル印刷費削減
  • リスティング広告費削減
  • アフィリエイト広告費削減
  • 収納代行手数料削減
  • 口座振替手数料削減
  • 衛生レンタル費削減
  • リネンサプライ費削減
  • 衛生消耗品費削減
  • ロール紙削減
  • 植物メンテナンス削減
  • 標準値札・リボン削減
  • 文具伝票包装費削減
  • 払出伝票類・包装紙類・用度品削減
  • 紙幣計算機器保守費削減
  • 硬貨包装機器保守費削減
  • 食器洗浄機レンタル保守費削減

商品・サービス

  • ダンボール代削減
  • 包装資材費削減
  • ラベルシール代削減
  • 緩衝材費削減
  • 弁理士手数料削減
  • 年金管理手数料削減
  • 海外代理人手数料削減
  •  
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FAQ

よくあるご質問

  • コストの無料診断を詳しく教えてください。
    コストの無料診断は、クライアント企業様と秘密保持契約を締結後、以下のいずれかの方法により分析し、削減見込額を報告させていただくものです。
    ①総勘定元帳から、各コストを項目別×発注先別×拠点別(店舗別)に分類のうえ全般的なコストについて分析
    ②削減を希望するコストの契約書・請求明細から、取引先×単価×数量を把握し、個別に削減見込額を分析
  • コンサルティング契約はどのような契約内容になるのですか?
    コンサルティング契約はクライアント企業様と当社との包括契約となります。契約内容には、フィー体系やコンサル内容の規定をしております。具体的な内容については契約書のドラフト及び別紙「コンサルティングの進め方」にてご説明させていただきます。
  • 業者や貸主との交渉など、クライアント側担当者の作業(事務)負担は?
    コスト分析から削減手法の策定及び各業者や貸主との交渉は当社主導で実施いたします。(クライアントのご担当者様には同席をお願いしております)交渉の進め方は交渉前にクライアント様にご報告させていただき、ご了解の上で交渉に着手いたします。
  • コンサルフィーの条件は?
    コンサルフィーは削減が実現できた場合のみ発生いたします。
    1年間のコスト削減額の中からフィーが発生しますので、未来永劫フィーが発生するものではありません。