システム保守のコスト削減

(1) システム保守のコスト構造

企業経営においては、基幹システムにはじまり、財務・人事・グループウェアなど多くのシステムを活用されておりますが、そのシステム保守費用の構造は
(A)ソフトウェア保守+(B)ハードウェア保守+(C)サポート対応
に分けられます。
一般的にはシステムを稼動している以上、保守対応は必須でありますが、自社のシステム部門で全ての保守業務を実施している企業はほとんど皆無であり、システム会社に保守をアウトソースしております。

(2) システム保守業界について

システム保守業務は基本的にそのソフトを開発もしくは販売した会社を通じて業務を委託します。よって、システム保守会社を開発会社から別の会社に切り替えるということはあまり見られません。また、大手システム会社が元請の立場をとり、実際の業務を一次請け、二次請けに外注しているケースも多く見られます。

(3) システム保守のコスト削減ポイント

システム会社においてはシステム保守料金の目安として「ソフトウェア開発費用の10%~15%」と一つの目安を定めておりますが、その算出根拠は不明瞭であり、保守契約上も明確になっていないケースが多く見られます。よって、その委託業務を分析すると(C)サポート対応がほとんど発生していないのにも関わらず毎月定額の費用が発生していたり、サーバー運用費用がここ数年下落しているにも関わらず(B)ハードウェア保守の料金が高止まりしているケースなどが多く見られます。弊社では、システムコンサルタントを中心として現状のシステム保守契約とその委託業務内容を調査・分析することにより削減交渉の理論武装を行い、開発会社との交渉によりコスト削減を実現いたします。

(事例)年間システム保守契約の減額

メーカーA社削減前9,000千円→削減後5,000千円(▲4,000千円、44%)
建設業B社削減前5,000千円→削減後3,500千円(▲1,500千円、30%)
小売業C社削減前10,000千円→削減後8,500千円(▲1,500千円、15%)

削減項目一覧

IT

  • システム開発費削減
  • ハードウェア費削減
  • ソフトウェア・ライセンス費削減
  • ハードウェア保守費削減
  • ソフトウェア保守費削減
  • SE保守費削減
  • データセンター費削減
  • クラウドサービス費削減
  • ネットワーク回線費削減
  • 基幹システム保守費削減
  • 調剤システム利用料削減
  • 顧客データシステム利用削減
  • マーケティング情報システム利用料削減
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物流

  • 輸配送費削減
  • 調達物流費削減
  • 社内物流費削減
  • 販売物流費削減
  • 荷役費削減
  • 流通加工費削減
  • 在庫維持費削減
  • ドライアイス代削減
  • 保管費削減
  • 倉庫賃料削減
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エネルギー

  • 井水メンテナンス
  • 電気設備保守費削減
  • デマンド監視装置料削減

営業

  • TVラジオCM代削減
  • 雑誌広告費削減
  • 折込チラシ印刷費削減
  • リーフレット印刷費削減
  • DM印刷費削減
  • ラベル印刷費削減
  • リスティング広告費削減
  • アフィリエイト広告費削減
  • 収納代行手数料削減
  • 口座振替手数料削減
  • 衛生レンタル費削減
  • リネンサプライ費削減
  • 衛生消耗品費削減
  • ロール紙削減
  • 植物メンテナンス削減
  • 標準値札・リボン削減
  • 文具伝票包装費削減
  • 払出伝票類・包装紙類・用度品削減
  • 紙幣計算機器保守費削減
  • 硬貨包装機器保守費削減
  • 食器洗浄機レンタル保守費削減

商品・サービス

  • ダンボール代削減
  • 包装資材費削減
  • ラベルシール代削減
  • 緩衝材費削減
  • 弁理士手数料削減
  • 年金管理手数料削減
  • 海外代理人手数料削減
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FAQ

よくあるご質問

  • コストの無料診断を詳しく教えてください。
    コストの無料診断は、クライアント企業様と秘密保持契約を締結後、以下のいずれかの方法により分析し、削減見込額を報告させていただくものです。
    ①総勘定元帳から、各コストを項目別×発注先別×拠点別(店舗別)に分類のうえ全般的なコストについて分析
    ②削減を希望するコストの契約書・請求明細から、取引先×単価×数量を把握し、個別に削減見込額を分析
  • コンサルティング契約はどのような契約内容になるのですか?
    コンサルティング契約はクライアント企業様と当社との包括契約となります。契約内容には、フィー体系やコンサル内容の規定をしております。具体的な内容については契約書のドラフト及び別紙「コンサルティングの進め方」にてご説明させていただきます。
  • 業者や貸主との交渉など、クライアント側担当者の作業(事務)負担は?
    コスト分析から削減手法の策定及び各業者や貸主との交渉は当社主導で実施いたします。(クライアントのご担当者様には同席をお願いしております)交渉の進め方は交渉前にクライアント様にご報告させていただき、ご了解の上で交渉に着手いたします。
  • コンサルフィーの条件は?
    コンサルフィーは削減が実現できた場合のみ発生いたします。
    1年間のコスト削減額の中からフィーが発生しますので、未来永劫フィーが発生するものではありません。