電球・ランプのコスト削減について
(1) 電球・ランプのコスト構造
電球・ランプ代のコスト構造は(A)商品単価 ×(B)数量で決定します。
(2) 電球・ランプ業界について
業界の市場状況は震災以降、節電需要からLED電球への入替需要が増加し、急速に市場が拡大しました。この傾向は2015年頃まで続くとみられており、LED電球の普及が落ち着く2020年頃には市場が成熟しきると考えられます。今後についてはランプの長寿命化により、市場のリプレイス需要は減少し、低価格化などから数量ベースでは拡大が続くものの金額ベースでは縮小が予測されます。
(3) 電球・ランプ代のコスト削減のポイント
通常、電球・ランプを購入する場合には各メーカーより直接購入するのではなく、販売代理店より購入します。同じメーカーの商品販売となりますので各代理店間で品質の大きな違いは見られず、業者変更が容易なコストと言えます。
コスト削減のポイントとしては、各業者間での価格競争が激化しているため、ベンチマーク価格をもとに交渉を行うことが非常に有効となります。但し、代理店によって得意な(低価格帯を提供し易い)メーカーが異なるため、現状の発注状況を精緻に分析し、交渉を進めることが必要となってきます。
弊社では数多くの支援実績から各代理店への価格交渉(若しくは代理店の変更)を行うことにより、削減を実現してまいります。
(実績)電気代の弊社コスト削減実績
小売店A社 | 削減前6,000千円→削減後5,000千円(▲1,000千円、▲16%) |
---|---|
百貨店B社 | 削減前5,300千円→削減後4,200千円(▲1,100千円、▲20%) |
飲食店C社 | 削減前3,600千円→削減後2,400千円(▲1,200千円、▲33%) |