削減項目

削減項目

A重油のコスト削減について

(1) A重油のコスト構造

A重油とは、重油をJIS規格によって、動粘度により3種に分類したものであり、軽油90%に少量の残渣油を混ぜたものをA重油と呼びます。
A重油の用途としては、農耕機や漁業用の中小型船舶の燃料、食品工場の加熱用やビル、ホテル、寮、病院、学校の暖房・給湯用に用いられています。
A重油のコスト構造は、原油の価格、輸送コスト、関税などにA重油を提供する企業の利益を加えて、決定されます。発注量が多いほど、輸送コストが安く抑えられるため、単価が低く設定できるようになります。

(2) A重油の業界について

A重油はここ数年値上がりの傾向が続いております。
一般財団法人日本エネルギー経済研究所によれば、産業用A重油の価格は、平成21年の年間全国平均価格が54.0円/ℓであったのに対し、平成25年の年間全国平均価格は、84.6円/ℓと、30.6円/ℓもの値上がりとなっています。
上記のように値上がりが続く中、いかにコストを低く抑えられるかというのが重要な点となってきます。

(3) A重油のコスト削減のポイント

A重油のコストはボリュームディスカウントにより、価格の引下げを引き出すことが可能です。自社での発注量を把握し、それに応じた市場の適正価格にて交渉を実施すれば、単価の削減をすることが可能です。
但し、上記ように値上がり傾向にあることをふまえた上で、地域によって価格が異なることも考慮し、各地域における最安値を把握する必要がございます。理論武装した上で、交渉することで大きな削減を実現することが可能となるのです。
弊社ではコスト削減コンサルでは、A重油のコストの削減交渉を多く実施し、適正価格まで引き下げてきた実績がございますので、御社における単価の削減交渉を支援することが可能です。

(実績)A重油の弊社コスト削減実績
小売店A社 削減前14,500千円→削減後14,000千円(▲500千円、▲4%)
小売店B社 削減前10,000千円→削減後9,600千円(▲400千円、▲4%)
食品卸C社 削減前5,500千円→削減後5,200千円(▲300千円、▲5%)
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