電気保安のコスト削減について
(1) 電気保安のコスト構造
電気保安とは、50kW以上の電気を使用する施設で必要となる変電設備キュービクルの保守点検のことをいいます。この保守点検は、電気事業法で定められており、キュービクルを使用するための義務となっています。
電気保安の料金は、保安対象の設備容量に応じて決定されます。
設備容量は、KVA(キロボルトアンペア)という単位で表され、予備を含めた設備容量の大きさで、料金は決定されます。
(2) 電気保安の業界について
2004年1月より、自家用電気工作物の保安管理業務に民間営利法人の参入が自由化され、競争が激化しております。そのため、保守品質の向上と保守料金の低価格化という動きが広まりつつあります。
(3) 電気保安のコスト削減のポイント
2004年以前は、電気保安協会への委託が定められていたため、競争の原理が働く余地はありませんでしたが、規制緩和以降、民間企業の参入により、料金は下落傾向にあります。そこで、設備容量に応じた市場の適正価格にて交渉を実施すれば、単価の削減をすることが可能です。
弊社ではコスト削減コンサルでは、電気保安のコストの削減交渉を多く実施し、適正価格まで引き下げてきた実績がございますので、御社における単価の削減交渉を支援することが可能です。
(実績)電気保安の弊社コスト削減実績
サービス業A社 | 削減前3,900千円→削減後3,300千円(▲600千円、▲15%) |
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小売店B社 | 削減前8,700千円→削減後7,700千円(▲1,000千円、▲11%) |
小売店C社 | 削減前1,000千円→削減後850千円(▲150千円、▲15%) |