浄化槽保守のコスト削減について
(1) 浄化槽保守のコスト構造
浄化槽保守は、保守点検に関るコスト、清掃に関るコスト、法廷点検に関るコストの三種類のコストが発生します。それぞれの金額は、一回あたりの作業料金×年回数(各都道府県でそれぞれ規定)で決められています。
なお、保守点検に関するコストと清掃に関するコストについては、各委託先によって金額が異なります。
(2) 浄化槽保守の業界について
保守点検と清掃については、各都道府県に認可されている、複数の保守・清掃会社から委託先を選定する事となっております。そのため、各会社間で価格競争が生じております。また、東京23区等の、下水技術が高い区間においては、各都道府県の認可無しに作業を行うことができるため、価格競争がさらに激化しています。
(3) 浄化槽保守のコスト削減のポイント
浄化槽保守コストの削減については、当該作業を行う地域ごとにあるべき委託料金を既存の発注先に提示し料金の改訂を要請致します。
その際に、コスト面のみではなく「質」についても考慮を行うことは留意すべきことです。
(実績)浄化槽保守の弊社コスト削減実績
飲食業A社 | 削減前 630千円→削減後 548千円(▲82千円、▲17%) |
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飲食業B社 | 削減前1,250千円→削減後1,000千円(▲250千円、▲20%) |
飲食業C社 | 削減前2,600千円→削減後2,000千円(▲600千円、▲23%) |