POSレジ保守のコスト削減について
(1) POSレジ保守のコスト構造
POSレジ保守費用の構造はソフトウェア保守+ハードウェア保守+サポート保守に分けられます。一般的な保守内容としてはPCハードウェアの故障修理対応、OSの再インストール、アプリケーションソフトの再インストール、データ復旧などが挙げられます。
(2) POSレジ保守の業界について
POSレジ保守の業界は、レジスター本体を開発もしくは販売しているメーカーがそのまま保守を請け負うもしくはそのメーカーの代理店が保守を請け負うといったケースがほとんどです。
POSレジ保守は、POSレジスタ(POSレジ)と呼ばれる商品単位の集計機能を持ったレジスタでデータを採取し、オフィスコンピュータやワークステーションなどのオフィスサーバで集計を行うシステムに対する保守のことを指します。サポートを行う業者によっては、時間外、リモート、障害監視などのサポートを行う場合もありますが、通常の保守料金とは別に料金が設定されている場合がほとんどです。
(3) POSレジ保守のコスト削減のポイント
定期保守は、年間固定料金であることが多く、請求についても「年間保守料金○円」と一式計上される為、保守内容の詳細が不明となり実際の保守回数や料金が適正であるかの判断が難しく、ブラックボックス化してしまう傾向にあります。
業者側での価格設定も曖昧である事が多く、「何かあった時の為」と保守料金を支払ったものの、実際には何も発生しなかったといったケースも少なくありません。
弊社では、実際に行われた保守回数や内容までを細かく分析し、保守料金が本当に適正な基準で行われているかどうかを判断いたします。
コストの低減化を図ると共に、保守内容の見直し、範囲の変更といった部分も視野に入れ、交渉を行い、料金に見合った保守内容への是正も行います。
(事例)POSレジ保守契約の削減
小売業A社 | 削減前5,500千円→削減後5,000千円(▲500千円、▲9%) |
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小売業B社 | 削減前3,600千円→削減後3,300千円(▲300千円、▲8%) |
小売業C社 | 削減前6,500千円→削減後5,500千円(▲1,000千円、▲15%) |