ITにおけるBCP

#リスクマネジメント

多種多様なリスクにさらされている企業にとって、事故や災害などにより事業がストップすることのないように、BCP(事業継続計画)を構築しなければなりません。

事業承継・継続に関しては別項コラムをご参照ください。

ー事業継続のリスクとBCPー

IT化が進んだ社会において、各業務の多くはITシステムに依存して成り立っています。
材料調達などに関わる生産管理システム、商品の在庫状況や販売・出荷に関わる在庫管理・受注出荷システムなど、業務のプロセスにおいてITで管理している企業がほとんどです。他にも、人事、会計、ネットワーク関係などもITシステムは活用されています。

このように、ITシステムに依存している状況下で、システムが異常をきたし、何らかの原因により停止してしまったとしたらどうでしょうか? 平常時と変わることなく、事業を継続できる企業はほとんどないのではないでしょうか。

ITシステムの停止は企業に多大な混乱と損害を与えることは簡単に想像できます。そして、それは一企業にとどまらず、関連の深い取引先にまで損害を与える可能性もあるのです。

システム障害による事業の停止や損害を防ぐために、ITにおけるBCPを構築することは、今の企業にとって大きな課題の一つです。例えば、地震が起きた時に備えての耐震構造強化、またサーバルームの分散などを行っている企業もあるようです。そして予防だけではなく、万が一ITシステムが停止した場合でも、素早く対応し復旧できるような手順や方法を整備しておくことも重要でしょう。

もちろん、初めから完璧にはできないでしょうが、優先順位をつけ、必要性の高いものから構築していけば良いのです。

①IT・システムの影響度分析

復旧目標の時を設定し、復旧に必要なポイントを洗い出します。
現状では、どこまで対応できているのかを把握しましょう。

②リスク分析

IT・システム影響度分析によって得られた優先順位と設定目標から、システムが停止しないような防止対策と、万が一停止した際の復旧策を考察します。

③IT-BCPを文書にする

緊急時の対応についてマニュアルを作成。各事業ごとに明確化・共有することが望まれます。

BCPを有効に維持し、管理するためにも引き続きレベルアップと改善は必要です。

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よくあるご質問

  • コストの無料診断を詳しく教えてください。
    コストの無料診断は、クライアント企業様と秘密保持契約を締結後、以下のいずれかの方法により分析し、削減見込額を報告させていただくものです。
    ①総勘定元帳から、各コストを項目別×発注先別×拠点別(店舗別)に分類のうえ全般的なコストについて分析
    ②削減を希望するコストの契約書・請求明細から、取引先×単価×数量を把握し、個別に削減見込額を分析
  • コンサルティング契約はどのような契約内容になるのですか?
    コンサルティング契約はクライアント企業様と当社との包括契約となります。契約内容には、フィー体系やコンサル内容の規定をしております。具体的な内容については契約書のドラフト及び別紙「コンサルティングの進め方」にてご説明させていただきます。
  • 業者や貸主との交渉など、クライアント側担当者の作業(事務)負担は?
    コスト分析から削減手法の策定及び各業者や貸主との交渉は当社主導で実施いたします。(クライアントのご担当者様には同席をお願いしております)交渉の進め方は交渉前にクライアント様にご報告させていただき、ご了解の上で交渉に着手いたします。
  • コンサルフィーの条件は?
    コンサルフィーは削減が実現できた場合のみ発生いたします。
    1年間のコスト削減額の中からフィーが発生しますので、未来永劫フィーが発生するものではありません。