企業の贅肉をそぎ落とす成功報酬型「コスト削減」サービス (3)
3. 「年間2,400万円もコスト削減した年商90億円のドラッグストア」
次に弊社ウィザーズプラスの企業への支援の一例をご紹介させていただきます。
年商約90億円、40店舗のドラッグストアをチェーン展開する企業への支援実例です。年間3億4,000万円をコスト削減の対象額と設定し、現在までに2億7,500万円のコスト削減を進め、年間およそ2,400万円の削減を実現いたしました。
対象となった項目は、地代家賃、システム保守費、電気代、機械警備料、クレジットカード手数料、店舗消耗品費、コピー代などであり、実際どのような形で削減が行われたか、一例をご紹介させていただきます。
まず「地代家賃」ですが、不動産鑑定士による客観的な査定賃料を根拠とすることがポイントとなります。賃貸借契約の場合、貸主借主双方に賃料を上げてほしい、下げてほしいといった増減額請求の権利があり、この権利と不動産鑑定士が出した客観的な査定賃料をもとに、改定を依頼するといった形で減額交渉を実施いたします。
一般的に、不動産鑑定士に賃料などの査定を依頼すると、数十万~数百万かかる場合がほとんどであるが、ウィザーズプラスの場合、完全成功報酬サービスとして提供しているので、交渉の結果、賃料の引き下げに成功した場合のみ費用が発生いたします。
借主の正当な権利として査定賃料を根拠に請求を行うため、貸主との関係性を悪化させる心配もなく、初期費用は0円で、約1,500万円(年額)の家賃を1,350万円(削減率約9%・年額)の削減を実現いたしました。
続いて、「システム保守費」。システム保守といっても、顧客データ管理システムから調剤システムまでさまざまである。このコストの特性として、ブラックボックス化、妥当性の検証が困難、聖域化などが見られるため、どのように削減を進めればよいのか分からないといったところが本音である企業の少なくないのではないでしょうか。
システムとしての現況(償却期間、保守の頻度、人数、機器代など)を確認・分析し、過去の他社支援事例などと合わせて適正価格水準の割り出しを行い、その数値を根拠に改定を依頼する。その結果、およそ1,600万円(年額)のシステム保守費を1,400万円(削減率12.5%・年額)に削減いたしました。
具体例として2項目について説明いたしましたが、その他項目についてもコスト削減のプロフェッショナルとして積み上げた実績と分析力・交渉力をもっておよそ2,400万円(年間)の削減を実現いたしました。
なんだ、2,400万円(9%)程度か、と思われた方も、今一度考えてみてください。純利益に直結し、しかも削減以降は永続的に効果が発生する年間コスト削減2,400万円ですので、2,400万円の純利益を上げるためには、いったいどれだけの量のシャンプー、リンスを売らなければいけないのでしょうか。