コストデータベースPDB(PriceDataBase)

#コスト削減

PDBとはPriceDataBaseの略で、ウィザーズプラスが今までに支援した膨大な実績や情報をデータベース化したものである。

このデータベースは、ただ単に価格や単価を羅列したものではなく、価格を決定する要因をも含んだデータベースである。価格を決定する要因もわからないまま、単に価格を比較しても、何をもって価格が決まるかわからない以上、無意味である。

PDBに含んでいる価格決定要因をいくつか紹介すると、どのコストにも共通する取引量(バイイングパワー)、それ以外に変わったものとして、①地域性②仕様③ロットなどがある。

1. 地域性プロパンガスやガソリンは海外からの輸入に頼っているが、地域によって港からの距離・製油所からの距離は異なるため、輸送コストについて違いが生じる。
この輸送コストの違いが、プロパンガスやガソリンの小売り価格に地域性を生み出す原因になっている。
2. 仕様マットやモップはサイズ・構造によって仕様が異なっており、その仕様によって製造原価が異なることになる。マットやモップのレンタル料は、製造原価をどのくらいの期間で回収できるか、耐久年数使用した場合にいくら利益が出るかをふまえて決定されるため、仕様によって料金が異なることになる。
3. 発注ロット印刷会社に会社案内やパンフレットなど印刷を依頼した場合、価格を決定するのは、年間発注量だけでなく、一度に注文する量(ロット)が関係する。
小ロットの印刷ばかりを行う場合、その分工程替えが多く発生し、手間・時間が多くかかってしまうのに対し、大量発注の場合には、工程替えが減り、単価を安く設定できる。

このようにPDBは価格・単価のみならず、価格決定要因を網羅することで、適正な価格が分かるようになっている。

もうひとつのPDBの効用は、価格決定要因をふまえて価格を比較できるというだけでなく、これを見ることでコストごとの価格の決定要因・コスト構造を理解できることである。知識を持たない人でも、見るだけで自社のコストを適正化できる可能性が生まれるのである。

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FAQ

よくあるご質問

  • コストの無料診断を詳しく教えてください。
    コストの無料診断は、クライアント企業様と秘密保持契約を締結後、以下のいずれかの方法により分析し、削減見込額を報告させていただくものです。
    ①総勘定元帳から、各コストを項目別×発注先別×拠点別(店舗別)に分類のうえ全般的なコストについて分析
    ②削減を希望するコストの契約書・請求明細から、取引先×単価×数量を把握し、個別に削減見込額を分析
  • コンサルティング契約はどのような契約内容になるのですか?
    コンサルティング契約はクライアント企業様と当社との包括契約となります。契約内容には、フィー体系やコンサル内容の規定をしております。具体的な内容については契約書のドラフト及び別紙「コンサルティングの進め方」にてご説明させていただきます。
  • 業者や貸主との交渉など、クライアント側担当者の作業(事務)負担は?
    コスト分析から削減手法の策定及び各業者や貸主との交渉は当社主導で実施いたします。(クライアントのご担当者様には同席をお願いしております)交渉の進め方は交渉前にクライアント様にご報告させていただき、ご了解の上で交渉に着手いたします。
  • コンサルフィーの条件は?
    コンサルフィーは削減が実現できた場合のみ発生いたします。
    1年間のコスト削減額の中からフィーが発生しますので、未来永劫フィーが発生するものではありません。