利益創造・成長コンサルティング 導入インタビュー|株式会社地域新聞社
株式会社地域新聞社
経理部 部長 江澤様
企業力向上を果たした、コスト削減プロジェクト。
会社名 | 株式会社地域新聞社 |
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事業内容 | 「ちいき新聞」発行事業・チラシ折込事業等 |
代表者名 | 代表取締役社長 山田 旬 |
HP | https://chiikinews.co.jp |
地域の生活者に密着し、必要な情報をフリーペーパー「ちいき新聞」で発信する地域新聞社。新型コロナウイルスの影響による売り上げ減少により考えたコストの削減。結果として大きな効果を生み出したコスト削減プロジェクトを、経理部部長である江澤 務様に語っていただきました。
目次
新型コロナウイルスの影響で変わった意識
私たち地域新聞社は、「ちいき新聞」というフリーペーパーを発行しています。
毎週約200万部を発行し、約90%の配布率を誇っています。一般紙を購読していないご家庭にも確実に配布されることで、より多くの方に地域の生活者に密着した情報をお届けしています。
まだまだネット利用の少ないシニア層がメインターゲットとなりますので、シニア層に向けたサービスの広告効果は特に期待できます。
しかし、ここ数年は新型コロナウイルスの影響により集客をすることが難しい状況になっています。そうなると広告の必要性も以前に比べると低くなり、広告収入も減少、私たちの経営に大きく影響を及ぼしています。
売り上げが減れば一番に思いつくのが当然コストの削減で、社内でもその意識が高まり、プロジェクトチームを立ち上げ、各本部で何ができるかを考えながら取り組んでいましたが、思ったような効果は出ませんでした。やはりノウハウがないので「これは必要」「これは不要」といった“0”か“100”かという考えになってしまうんですね。
プロのコスト削減コンサルタントにすべて“お任せ”
ウィザーズプラスのコンサルティングを起用したきっかけは何ですか?
コストに関するプロジェクトで思い悩んでいる中、ウィザーズプラスからダイレクトメールが届いたんです。内容は「コスト削減コンサルティングサービスの案内」というものでした。プロジェクトチームを立ち上げ、コスト削減に取り組むも効果がいまいち、という状況でしたので、これは良いタイミングと思いコスト削減コンサルティングをお願いすることにいたしました。
余談ですが、実は10年ほど前にも一度お願いしていたようです。弊社の担当者が変わっていましたので気がつきませんでした。
少しでもどこか削減できることができればと思い、まず経費の内訳書を提出し、削減できるコストをピックアップしてもらい、コスト削減のご提案をしていただきました。
取引先との関係性と継続性が考えられた絶妙な提案
ご提案いただいたコスト削減のプランは様々な部分でコストを安くできるというもので、いわゆる“100”を“80”にするといったようなことでした。先ほども言いましたが、“0”か“100”かという考えになってしまっていたので、この提案は目から鱗でした。
契約する時に交渉をして充分安くしてもらっている印象で、現状が最安値という意識でしたから、さらに安くしてもらうというお願いをしても良いんだということに気付かされました。また削減率の目標値についても、現状の契約内容が適切なのかをきちんと分析し、経験の中から蓄積されたデータを用いて導き出されたものでしたので、非常に論理的なので、取引先との関係性も良好のまま、取引を継続できる事も我々の会社には合っていて良かったです。
今回は半年くらいかけてコスト削減をおこなったのですが、定期的にミーティングをしていただき、言いにくい価格交渉についても、取引先との関係性を考えられたいわゆる“台本”や交渉に向けた準備を全てご用意していただけたので安心して進めることができました。取引先の担当者からも“乗り換え”ではなく“相談”を選んでくれて良かった、と言っていただけたのが今でも印象に残っています。
ウィザーズプラスの担当コンサルタントの方が、「様々な企業を見てきて、充分なコスト削減ができているお客様はほとんどいない」と言われていましたが、今回のコスト削減コンサルティングでそのことを大いに実感できました。
企業力の向上を果たす、コスト削減コンサルティング
今回、ウィザーズプラスにコンサルティングをお願いして、実際にコスト削減できたことは非常に大きく、色々と気づきがあったことも大きな収穫でした。先ほども言ったように、値引き交渉をしても良いんだ、ということや、細かい経費がどれだけかかっていたかなど、自分たちで行っていては気づけないことが多くありました。
このことは会社に知識として残りますし、全ての従業員が貢献できるのがコスト削減だと思いますので、一人ひとりがコスト削減の意識を持てたことが大きな収穫となりました。コスト削減というと、後ろ向きのイメージがありますが、使わないで良いところは使わない、使うところはきちんと使っていくという意識を従業員に浸透させられる、そんな組織づくりを行なっていけると企業として強くなれるのではないかと感じました。
10年ほど前もウィザーズプラスにご依頼を行い、今回もまたご依頼したように、環境や時世によりコストの適正も変わっていきます。今までは適正だった相場が下がるということもありますので、定期的にコスト削減コンサルティングをお願いするのが効果的だと思っています。
地域新聞社様、この度はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。
取材日時 | 2022年8月 |
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取材・制作 | 中丸 哲哉 |