コンサルタントの役割

#コンサルティング

2014年は明けて早々に、各界で活躍してきた有名人の訃報に接することとなりました。歌手や司会者として関西のテレビ業界で活躍したやしきたかじんさんや女優の淡路恵子さんなど、人気者の訃報に多くのファンから悲しみの声が寄せられているようです。

また、コンサルタント業界で西の雄と呼ばれる船井総合研究所の創業者で、社長、会長を務めた船井幸雄氏が21日、81歳で死去しました。数多くのクライアント企業の経営を指導し、約400冊もの著書を残された名コンサルタントとしての業績に感謝し、深い哀悼の意を表したいと思います。

代行するコンサルタント、支援するコンサルタント

「業界の巨星墜つ」のニュースを受けたことで、いま一度、私たちコンサルタントの役割について考える機会を得ることができました。そこで今回は、今後より多くの企業経営者の方々にコンサルタントをご活用いただき、経営に役立てていただけるよう、その役割についてあらためてご紹介させていただきたいと思います。

コンサルタントとひとくちに言っても総合コンサルティングファームだけでなく、最近ではマーケティング系や戦略系、中小企業専門、コスト削減など、特定の分野でソリューションを展開するコンサルタント会社が増えています。

一般的にコンサルタントの役割といえば、「代行」と「支援」ということになります。「代行」というのは企業の管理業務などを請け負うもので、おもにコンサルタントが主導権を持つことになります。この場合、企業のリソース管理の面で問題が生じることがあります。

「支援」というのは、問題を認識し、その解決に悩む企業にアドバイスし、サポートするもので、主導権はあくまでクライアントがもつことになります。重要なのは、クライアントの経営戦略を支え、新たな戦略やソリューションを開発するお手伝いをすること。クライアント企業が主体的に動き出せるよう、いかなるコンサルティングスキルを駆使するかという点でコンサルタントの力量が問われます。

支援コンサルティングの手法としては、業務プロセスで発生する問題を分析して解決するスキルを開発するプロセスコンサルテーションがあげられます。ほかに、会議などの合意形成や相互理解をサポートするファシリテーション、対話によって自己実現や目標達成を支援する人材開発法など、さまざまな方法を駆使してクライアント企業の真の力を引き出します。

専門化するコンサルタントのなかから自社に合う会社を選ぶには、求める解決にマッチする専門性と実績、多様なスキル、相性がとくに重要です。コンサルタントを活用する術は、さらなる成長を目指す企業経営者には欠かすことのできないものとなっています。

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FAQ

よくあるご質問

  • コストの無料診断を詳しく教えてください。
    コストの無料診断は、クライアント企業様と秘密保持契約を締結後、以下のいずれかの方法により分析し、削減見込額を報告させていただくものです。
    ①総勘定元帳から、各コストを項目別×発注先別×拠点別(店舗別)に分類のうえ全般的なコストについて分析
    ②削減を希望するコストの契約書・請求明細から、取引先×単価×数量を把握し、個別に削減見込額を分析
  • コンサルティング契約はどのような契約内容になるのですか?
    コンサルティング契約はクライアント企業様と当社との包括契約となります。契約内容には、フィー体系やコンサル内容の規定をしております。具体的な内容については契約書のドラフト及び別紙「コンサルティングの進め方」にてご説明させていただきます。
  • 業者や貸主との交渉など、クライアント側担当者の作業(事務)負担は?
    コスト分析から削減手法の策定及び各業者や貸主との交渉は当社主導で実施いたします。(クライアントのご担当者様には同席をお願いしております)交渉の進め方は交渉前にクライアント様にご報告させていただき、ご了解の上で交渉に着手いたします。
  • コンサルフィーの条件は?
    コンサルフィーは削減が実現できた場合のみ発生いたします。
    1年間のコスト削減額の中からフィーが発生しますので、未来永劫フィーが発生するものではありません。