企業の組織機能分担

#組織改革

企業経営者の方のなかには、トップの考え方や将来ビジョンが末端まで共有されていないことについて危機感を抱いている方が多いようです。また言われたことは間違いなく遂行するものの、社員からの革新的な提案がないことに焦りを感じている方も多いようです。

組織に関するお悩みで多いのは、部門間の連携が悪く、顧客の声を商品やサービスに反映するのに時間がかかるなどといった組織機能の分担について。それぞれの部門はスムーズに動いているようでも部門間の連携が取れていないのでは、全体としては機能不全の傾向があるといわざるを得ません。

売上を上げる組織への変革

弊社が売上アップを要望とする、あるクライアントを訪れた際には、営業部門や技術部門、製造部門、管理部門などの経営幹部の間ですら、「売る人」と「造る人」という考え方のギャップを埋めることができず、会議は平行線をたどるものとなってしまったことがあります。目的を同じくする組織の成員、ましてや幹部の会議であっても、そのようなことになってしまいがちなのが組織運営の難しさなのです。

このような場合、経営コンサルタントとしては「全員営業」という提案を行う場合があります。セクショナリズムを乗り越えて全員が営業活動を行うことで、危機感を共有し、それを打開する新たな策も生まれやすくなるからです。

また組織改革を行う際には、企業の制度や組織の仕組みを変革するハード面からのアプローチと、個々の行動変革を促すソフト面からのアプローチが必要となります。ハードアプローチとしては各部門の分担を明確化した新たなビジョンを提示したり、業務プロセスを再編するなどといった取り組みが必要となります。ソフトアプローチとしてはコミュニケーションを円滑にするための行動規範を示す必要などがあります。

より一層厳しさが増すであろう今後の経済環境において、売上を上げることができる組織への変革の必要性を感じているなら、組織機能や人の配置、行動規範の変革に着手すべきなのではないでしょうか。

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FAQ

よくあるご質問

  • コストの無料診断を詳しく教えてください。
    コストの無料診断は、クライアント企業様と秘密保持契約を締結後、以下のいずれかの方法により分析し、削減見込額を報告させていただくものです。
    ①総勘定元帳から、各コストを項目別×発注先別×拠点別(店舗別)に分類のうえ全般的なコストについて分析
    ②削減を希望するコストの契約書・請求明細から、取引先×単価×数量を把握し、個別に削減見込額を分析
  • コンサルティング契約はどのような契約内容になるのですか?
    コンサルティング契約はクライアント企業様と当社との包括契約となります。契約内容には、フィー体系やコンサル内容の規定をしております。具体的な内容については契約書のドラフト及び別紙「コンサルティングの進め方」にてご説明させていただきます。
  • 業者や貸主との交渉など、クライアント側担当者の作業(事務)負担は?
    コスト分析から削減手法の策定及び各業者や貸主との交渉は当社主導で実施いたします。(クライアントのご担当者様には同席をお願いしております)交渉の進め方は交渉前にクライアント様にご報告させていただき、ご了解の上で交渉に着手いたします。
  • コンサルフィーの条件は?
    コンサルフィーは削減が実現できた場合のみ発生いたします。
    1年間のコスト削減額の中からフィーが発生しますので、未来永劫フィーが発生するものではありません。