採用と教育はどちらが必要か

#人事#採用

採用はビジョンを達成させるために、それに見合った人材を獲得することが必要です。また、新しい人材を受け入れる側においても、 組織のメンバー全員がビジョンを把握し、一致団結して取り組める環境が大事であることもお話しました。

しかしながら採用された人は、まだ仕事の詳細や取り組み方など熟知しているわけではありませんから、教育が当然必要になってきます。たとえ優秀な人材を採用したとしても、現場で活躍できるノウハウを知らなければ、存分に力を発揮できません。宝の持ち腐れにならないためにも、教育は大切と言えます。適切な教育と指導により、ダイヤの原石は美しい光を放つのです。

採用には、新卒採用、中途採用、そしてヘッドハンティングなるものがあります。新卒採用は、過去において業界経験もなければ、職種の経験もないメンバーです。社会人としての教育から、職場で活躍できるようになるまで、数多くの教育・研修を行っていかなくてはなりません。新卒は余分な概念を持っていない分、そして若さもあり、知識や技術の習得はスムーズであると言えるでしょう。

これに対して、即戦力となるのが中途採用・ヘッドハンティングでの採用です。これまで培ってきた経験がありますから、短期間の教育で、現場にて活躍できる人材になります。しかしながら、就職寿命は新卒採用に比べれば短いですね。

ただ、どの業界においても言えることですが、世界は日進月歩で変化しています。昔は人の手でなければできなかったことが、IT革命によってAIやロボットが代行できるようになるなど、移り変わっていく世の中。変化とともに必要になるのは、その時そのときに最適な教育と言えます。

しかしながら、優れた教育をほどこしても芽が出ないようであれば、それは採用の失敗と言えるでしょう。学校での教育もそうですよね。クラス全員が同じ先生から、同じ内容の授業を受けているにも関わらず、学力に差が出てしまうのと同じです。もちろん、教育の仕方に問題があっては、せっかくの人材も育ちません。

正しい教育を行う事を前提として、いくら磨いても光らない人材であれば、教育は無駄に終わってしまいます。では、教育を活きたものとするためには何が必要でしょうか。やはり優秀な人材の採用が決め手なのです。優秀な人材を獲得したいのであれば自社にとってのダイヤの原石を見定め、発掘する。自分達で見定めた大きさ・質のダイヤの原石であるからこそ、適切な教育で磨きをかけ、時には美麗なカットを加えてあげれば、美しくまぶしい光を放つのです。

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